インバウンド・外国人のお客様の店舗利用について
同様のコメントが何度か寄せられております。
当店の見解と最新状況を一読の上、掲示板への投稿では無く
問い合わせフォームよりご意見承ります。
要望:外国人を入店制限して日本人だけにしてほしい
要望:日本語を話せない人は入店不可にして欲しい
コロナ禍の国境閉鎖が終了し各国の行き来は活性化しています。
インバウンドのお客様の急激な増加には我々も戸惑っており
日々の入店を巡っての受付でのやり取り、客層の変化、店内でのマナー
増加したトラブルから、我々もコロナ禍の治安の維持されていた
あの平穏だった時間を懐かしんでいるは正直な気持ちです。
しかしそれをそのまま外国人排除に結び付ける事は考えておりません。
自分が逆の立場になった時の事を考えてみます。
海外のハッテン場に行ったら「日本人を理由に入店を断られた」
「現地の言葉を話せず入店を断られた」
もし自分がそのような対応を受けたら大きな悲しみと憤りを感じ、
その施設だけでなくその国自体を蔑み嫌いになる事も考えられます。
旅先での現地の方との出会い。交流。ハッテン。
ゲイ旅行者にとっては大きな楽しみです。
人によっては旅の第一の目的かもしれません。
身体を重ねる上で言葉によるコミュニケーション必須の方にとっては
理解し難い事かもしれませんが、言葉が通じなくても出逢える。
これはハッテン場の大きなメリットの一つでもあります。
当店は日本の首都である東京、日本一のゲイタウン新宿にある施設です。
様々な差別について気運が高まっている昨今、
日本人のお客様に多少窮屈な思いをさせてしまったとしても
国籍、肌の色、人種、日本語能力に基づいての入店制限 は考え難く
日本人だけ。日本語を話せる人だけ。
そのような方向に舵をすすめる事は現状考えておりません。
さじを投げるようですが、外国人を性的対象として見れない方や
日本人とだけ遊びたい方は当店のような旅行者が集まる新宿という立地を避け
旅行者が少なそうな駅にある施設に行かれるとストレスや不満も抱かずに
心穏やかにハッテン場を楽しめるのかなと老婆心ながら思います。
なおインバウンドのお客様は【20時頃~終電】にかけて多くみえます。
特に日曜夜は日本人の来店が少なく半数が外国人のお客様になります。
ご都合があるかとは思いますが、午後~夜早めの時間ですと
日本人比率が高まり、多少落ち着いた雰囲気の店内です。
オーバーツーリズム
要望:外国人が多すぎる。
国籍、肌の色、人種 での入店制限は考えておりませんと先に記載しましたが
あまりにも外国人ゲストが多くなり過ぎるのは
日本人・外国人を問わず多くのお客様にとって幸せな状況ではありません。
【外国人と日本人のバランスを取っていく必要がある】と思っております。
現在は時間帯により外国人比率が5割を超える時間帯がありますので
日本人7割 / 外国人3割。これぐらいを目標として
インバウンドのお客様の来店を抑制する為いくつかの手段を講じています。
◆各国語版ホームページの修正
以前は歓迎色を前面に出したウェルカムトーンでしたが
シンプルな事務的表現への変更。入店制限についてかなり強い表現
日本式のとても小さな施設である事を強調
卑下とも捉えかねないレベルで
東京にはもっと他に良い施設がありますよ・・・と案内しております。
◆パスポート(3day、5day、1週間)
日本在住限定とし、海外からのお客様はご利用頂けなくしました。
◆年齢制限や髪型等 入店制限、インバウンドのお客差は厳格に
日本人に対しては初回来店の考慮や年齢等、柔軟性をもって判断しています。
短髪で鍛えている魅力的な40代歓迎というのが当店のスタンスですが
入店可否を巡ってのトラブルが多いので各国語版サイトは「~39歳まで」
との記載としました(実運用は店側での判断の余力を残しています)
◆海外向け全てマーケティング活動を停止
◆グループ入店不可
各国語版サイトに【グループ入店不可 2名まで】と強いトーンで掲載
観光来店の抑制とともに店内でのお喋りや悪目立ちを多少なりとも抑止でき
マナー向上につながるのでは無いかと考えております
こちらは東南アジアからのお客様には一定の効果がでており
タイやベトナム方面からのグループ来店はほぼ見られなくなりました。
しかしながら中国からのお客様の増加ペースがあまりにも強く
そちら方面へは効果がでていて今程なのか、
それとも効果が出ていないのか判断が難しいところです。
なおグループ入店不可についてサイトでは警告しておりますが
店頭での実運用に関しては、来店時の雰囲気をみながら
柔軟なオペレーションで対応しております。
【今後の案】
◆料金設定による入店者数コントロール
十数年前の発展途上国のような2重価格にはしたくないのが本音です。
しかし今の日本は安い国。現実にはそのような状況なのでしょう。
価格を上げたとしても、東京ハッテン場のファーストチョイスとして
当店への来店意向を抱いて下さっている方には効果が薄いと思いますが
観光グループや来店頻度の低減に多少効果があると予想しています。
しかし【外国人2000円/日本人1500円】こんな露骨な2重価格は避けたい。
一般料金を値上げしてローカル割引プライスを設定する形になるかと思います。
その場合ローカルプライス対象者の識別について課題があります。
全てのお客様に身分証の提示をお願いするのは現実的ではありません。
どのような方法にしろ受付時のオペレーション手順が増える事は確かです。
そしてお客様の負担にならないスマートな確認方法が必要となります。
◆予約制
外国人枠を設けて事前予約制とする。
要検討:システム構築、ウォークインゲストへの対応、オペレーション方法
◆時間制
日本人専用、もしくは優先時間帯を設ける。
要検討:ウォークインゲストへの対応、オペレーション方法
日本式ハッテンマナー
要望:おしゃべりが煩く雰囲気を壊す。
要望:しつこくされた。トイレが水浸し。
入店頂く上では日本のマナーを守って頂く必要があります。
特に不快に感じるのは、クルージングエリアでのお喋りや団体行動
しつこいアプローチ、スマフォの持ち込み等かと思います。
ここで難しいのが・・・常々日本人が正しいと思い無意識に守ってる
日本式ハッテンマナーがグローバルスタンダードとは異なるという事
我々が特に不快に感じる店内でのおしゃべり。
アジア諸国のハッテン場に行かれてる方はご存じだと思いますが
暗闇で普通にキャッキヤッとお喋り。行き交う男の品評会もしています。
韓国:ライターやスマホで寝待ちを照らして好みの相手を探索。
中国:店内で唾をペッと吐いちゃいます。
ベトナム:灰皿無くても普通に煙草を吸っちゃいます。
カンボジア:タオルやマスクで顔隠してクルージング。
マレーシア:法的な事もあってトイレでやります。 等々
国が違えば文化が異なり日本式ルールがなかなか伝わらないようです。
コロナ前は1、2枚しか無かった店内の注意書き。
1枚さえ貼りたくありませんが今ではざっと20枚程あります。
濡れた身体で歩かない。トイレはきれいに使いましょう。
化粧をしてはいけません。
そんな掲示物を貼らなければならない状況です。
それ相応の時間がかかると思いますが
地道に啓蒙活動を続けながら
日本式マナーを知って頂く他ありません。
店内でマナーの悪い人を見かけた。しつこくされた等
ございましたら、注意、酷い場合は強制退店の
対応をとりますので 店内にいらっしゃるタイミングで
スタッフに一声頂けますと非常に助かります。
インバウンド・オーバーツーリズム対策、日本中が今、思案しています。
当店でも1年前まで考えてもおりませんでした。
これからもインバウンド旅行者はさらに増えていく事が予想されます。
とても難しい課題ですが、旅行者の方に楽しんで貰いつつ
地元の方の環境と快適さを維持できるよう
お互いの共存にむけ試行錯誤してまいります。
このページの内容をご覧の上、このようにすれば良い等
前向きな提案がございましたら連絡お待ちしております。
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